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静功の練功 まず、前述の氣感が開いたならば、あとは練功の繰り返しで氣感は上がり、また静功の能力も上がっていきます。
練習方法としては、左図のような姿勢を取ります。 気功のタントウ功の姿勢に近いですが、ここでは内功を鍛える目的より静功としての意念との連携をメインとしますので、タントウ功ほど腰は落とさなくて良いです。 腰はある程度落とした方が内功としての氣の鍛錬になりますが、落とすと腰の方に意識が散ってしまい安いので、ラクに姿勢の方が最初は良いです。
そして図のように、丸いお盆を抱えているイメージにして、両手をそのようにします。 |
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細く息を吸い込みながら、右腕のみから氣を取り込むイメージを合わせ、腕に抱えているお盆に水が1/3ほど入って居るイメージで、その水がお盆の中で右回りに回っているイメージを重ねます。
お盆の中の水の波が腕を通る氣と同調してお盆の中で円を描くイメージがうまく合うと、お盆の中の閻羅を描く水の流れの抵抗感、重さが感じられるようになります。
氣は身体の血(「けつ」と読みます。身体の水分全体を指します)の中を巡りやすいので水の流れのイメージと重なると成功したと言えます。 |
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次は、上記の同じ方法で逆回りも試します。
これに慣れたら、呼吸の流れを利用して慣性で氣の流れを頭や、両足の先まで誘導するようにしてみます。
繰り返していると、徐々に自分の身体のどこにでも氣を流していけるようになります。 |